時間にしばられない働き方として、アフィリエイトで副収入を得る人も増えています。なかには、本業をしのぐ勢いで高額な報酬を得ている人もいます。挑戦するのであれば、大きな成果をあげたいですよね。WordPressを利用してサイトを構築し、アフィリエイトを始めるには、アフィリエイトに向いているテーマを使うことがポイントです。この記事では、アフィリエイトに向いているテーマの条件について解説します。そして、その条件に合ったWordPressのおすすめのテーマを7つ紹介します。
目次
アフェリエイト向けのテーマとは?
WordPressを利用してサイトを構築し、アフィリエイトで成果をあげるにはWordPressのテーマ選びも重要です。デザイン性も大切ですが、それだけで選んでしまうと後々使いにくく感じてしまうかもしれません。また、1度テーマを選択すると変更するには大きな手間がかかります。レイアウトや広告の再配置も必要になる場合があるので、はじめにどのテーマを選べばいいのか十分にリサーチしてから、テーマを採用するといいでしょう。
アフィリエイト向けのテーマを選ぶポイントは、まず商品を比べるスペック表の機能があることです。商品のスペックをただ文章で書き綴るよりも、表にしてダイレクトにユーザーの目に飛び込んで来るもののほうが見やすく、興味を引きます。
また、商品の人気ランキングが作れることも重要です。人気ランキングは注目度が高く、本来買う予定ではなかった商品だとしてもランキング上位の商品の購入のきっかけになります。そして、商品が見やすく配置できることも大切です。WordPressのテーマは、いわば店舗の外装・内装です。実際の店舗でも、どこに何があるかわからない店舗だと買う気にならない人が多いでしょう。WordPressでも同じように、商品をきちんと配置して、見てもらいやすくすることが販売促進につながるのです。
もう1つ、テーマを選ぶポイントとして、SEO対策がされていることが挙げられます。SEO対策とは、簡単に説明すると自分のサイトを検索サイトで上位表示させることやヒットしやすくする対策のことです。検索エンジンの最適化ともよばれています。日本の検索サイトで利用者が多いのは、「Yahoo!」と「Google」です。この2つのサイトのSEO対策ができればいいのです。Yahoo!は、Googleの検索エンジンを借りて検索結果を表示させているため、GoogleのSEO対策をすることで日本の2大サイトのSEO対策ができます。
つまり、SEO対策とはGoogle対策ということです。Googleでは、質の良いコンテンツを上位表示させるようにサイトをチェックしています。そのチェックポイントとして、ページの読み込み速度やスマートフォン対応、SNSシェアボタンの設置などがあります。こうした機能があるテーマを選ぶと、カスタマイズする手間を最小限に抑えて、効率的にSEO対策ができるでしょう。
アフェリエイト向けのテーマ「ストーク」
アフェリエイトにおすすめのテーマの一つが「ストーク」です。ストークの特徴として、スマートフォンで閲覧しやすいことが挙げられます。スマートフォンの普及により、パソコンからのアクセスよりもスマートフォンからのアクセスが多いサイトも増えています。会社や学校の行き帰りの電車のなかで、ほとんどの人がスマートフォンを触っているという光景を見たことがある人も多いでしょう。場所を選ぶパソコンよりも、手軽にサイトの閲覧ができるスマートフォンのほうがユーザーの利用が多い傾向にあるのです。
よって、スマートフォンで見やすいサイトづくりというのは、アフィリエイトサイトを運営するうえで必要不可欠になります。ストークは、スマートフォンで表示させたときも見やすく、デザイン性の高さから人気のテーマとなっています。特別なカスタマイズをしなくても、デフォルトのデザインで十分なインパクトがあり、目を引くデザインになっています。アフィリエイトサイトであることを全面に押し出すのではなく、自分の名刺となるようなブログを楽しく運営しているというような魅力があります。
ストークは大きなデザインの変更も簡単です。そのままでも、十分なデザイン性がありますが、カスタマイズすることでイメージを変えることができます。さらに、CTAの表示が可能です。CTAとはコールトゥアクションの略で、ユーザーの行動を喚起するための宣伝広告のこと。ランキング表示はできませんが、記事の下にCTAを表示させることができるので、自社の有料コンテンツへのリンクを貼ることができます。
そして、ランディングページ(LP)の作成も可能です。ランディングページとは、簡単にいうと接客用のページということです。アフィリエイト広告をクリックすると、商品の詳細な情報や宣伝があるページが開いたことがあるでしょう。このページが、ランディングページです。ストークでは、ランディングページ作成項目があります。自社のランディングページを作って、CTAから誘導するという収益スタイルを目指すことができます。
アフェリエイト向けのテーマ「アフィンガー」
アフィリエイトにおすすめのテーマの一つとして「アフィンガー」があります。その特徴は、表示速度の速さ。表示速度が速いとユーザーがストレスを感じることなく閲覧することができます。表示速度が遅いと、ユーザーがそのページを開くことを諦めてサイトから離脱しまう可能性が高くなります。そのため、表示速度の速さは売り上げに影響するといわれているのです。アフィンガーを導入することで、売り上げアップが目指せるのは大きな魅力です。
また、このアフィンガーはユーザーの声をもとに随時改善されているため、アフィリエイターにとって使いやすいテーマに成長しています。アフィンガーは、Stinger(スティンガー)という無料テーマからスタートしています。無料テーマは、有料テーマよりもユーザー数が多く、使い心地やクレームなどの感想が多く寄せられます。実際に利用したユーザーの意見から、改善を図り、ユーザーにとって使いやすいアフィンガーが完成したのです。そのため、アフィリエイトサイトのアクセスが伸び悩んでいたり、ブログで稼げなかったりする人は、このアフィンガーの利用を検討してみるといいでしょう。アフィリエイトに効果的な、新たな仕掛けを発見できるはずです。
また、アフィンガーではランキングの設定も簡単です。基本設定から、項目にそってランキングの大見出しやテキストなどを入力するだけで作成することができます。詳細ページや公式サイトへのリンクボタンを設置することも可能なので、商品の購入にもつながりやすくなるでしょう。ここで作成したランキングは全ての記事の下部に配置することができます。手作業で全ての記事にランキングを表示するのは大変ですが、アフィンガーであれば設定すれば自動的に配置されるので効率的です。
アフェリエイト向けのテーマ「Diver」
アフィリエイト向けのテーマとして「Diver」もおすすめです。Diver(ダイバー)は企業での導入実績が豊富で、信頼性が高いのが特徴です。初心者でも扱いやすいように作られているので、専門の知識がなくても順を追って設定を進めていけば、運用開始できます。Diverを開発したのは、アフィリエイトに特化したチームです。そのため、アフィリエイトに便利な機能が豊富で、ハイスペックかつハイクオリティなテーマになっています。テーマのなかには、1回の購入で1サイトしか利用できないものもありますが、Diverには利用サイトの数に制限がありません。
1度購入してしまえば、運営している全てのサイトで利用することができます。実際に、複数のサイトを運営しているアフィリエイターも多いので、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。また、回数無制限かつ無期限で利用できるメールサポートがあります。WordPressの扱いに慣れていない場合は心強いでしょう。
アフェリエイト向けのテーマ「Xeory Base」
「Xeory Base」もアフィリエイトにピッタリのテーマです。Xeory Baseは、コンテンツマーケティングの専門家が作成したテーマです。コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって良質なコンテンツを発信して、見込み客を購買へと導くマーケティング手法のことです。専門家によるテーマなので、良質なコンテンツづくりのために必要なポイントを押さえることができます。チェック方法も簡単。コンテンツを投稿する時に、キーワードやタイトル文字数などの「SEOチェックポイント」が表示されます。項目をチェックしながら作成するだけで、SEO対策を意識しながら投稿ができるのです。SEO対策の勉強になるので、初心者にもおすすめです。
また、カスタマイズがしやすいというメリットもあります。そのため、初心者だけではなく経験豊富なアフィリエイターにも人気となっています。
アフェリエイト向けのテーマ「マテリアル」
「マテリアル」もアフェリエイトのテーマに向いています。マテリアルの大きな特徴は、カスタマイズをしなくてもあらゆる機能がデフォルトで入っていること。プラグインも最小限で済むでしょう。トップとヘッダーの画像を編集すれば、デザイン性のあるブログの完成です。シンプルながらもインパクトの大きいサイトを構築するのにぴったりです。マテリアルには、デフォルトでSNSボタンもついています。ユーザーにSNSで拡散してもらうことが、新規ユーザーの獲得にもつながるので、多くのサイトでSNSボタンを導入しています。一般的には、コーディングやプラグインで導入する場合が多いので、最初からSNSボタンが導入されているテーマはそう多くありません。
また、マテリアルはスマートフォンやタブレットなどの異なるデバイスによって最適化されたデザインで表示するレスポンシブ対応になっています。通常、スマートフォンとPCに最適化されたレスポンシブデザインが多いのですが、マテリアルではタブレットにも対応しています。さまざまなデバイスから見やすいデザインにできるので、アクセスの流入経路を広げることができるでしょう。
アフェリエイト向けのテーマ「賢威」
アフィリエイト向けのテーマとして「賢威」もおすすめです。賢威は、Webプロデューサーが運営する会社が販売しているテーマです。そのため、発売開始以来、多くの愛用者がいます。賢威の特徴は、WordPress版だけではなくHTML版にも使用できることです。WordPressに限ったテーマではないので、HTML版のサイトを運営している場合、両方に使えるので便利です。さらに、幅広いサイトに対応できるように、スタンダード版のほかに、クール版やプリティ版、ビューティ版、そしてコーポレート版の4種類のパターンが使用できます。
また、WordPressでは、カラムのパターンを選択することができ、1カラム1種類と、2カラム2種類で合計3種類から選べます。サイトの特徴に合わせて構成を変えることができるのです。さらに、SEOマニュアルもセットになっています。前述した通り、アフィリエイトにはSEO対策が欠かせません。SEO対策についてあまり知識がない人も、賢威で勉強しながら対策をすることができます。WebプロデューサーからSEO対策を学べるのは、初心者にとって大きなメリットになるでしょう。
アフェリエイト向けのテーマ「elephant」
「elephant」もアフィリエイト向けとして注目度が高いテーマです。elephantの特徴の1つは、記事の中でのレイアウト調整や関連記事の設定がしやすいことです。ショートコードが充実しているので、コーディングの知識がなくても簡単に設定できます。関連記事などの内部リンクを設定することは、SEO対策においても重要なポイントになります。また、elephantのアップデートにより表示速度が改善されました。サイトの情報を早く読み込むことができるので、ユーザーのページを開くストレスも軽減できます。SEO対策においても、読み込み速度の指標であるSpeed indexがあるため、表示速度の改善は優位に働くでしょう。
さらに、見出しタグのデザインも豊富です。カスタマイザーを使って、複数のパターンからワンタッチで見出しタグを変更することができます。そして、スマートフォンからも閲覧しやすくなっています。「面倒なカスタマイズは最小限にしたい」という人もデフォルトでおしゃれなサイトが作れるので、elephantはおすすめのテーマです。
まとめ
アフィリエイトに適したテーマを選ぶには、商品やコンテンツの見やすさや、商品の比較表やランキング表示、SEO対策などが重要です。ほかにも、テーマによってはデフォルトでさまざまな機能がついています。なかには、SEO対策について学びながらサイトを作ることができるテーマもあります。また、コーディングをしなくても簡単にハイクオリティなサイトを作り上げることが可能なテーマもあります。テーマによって特徴が異なるので、必要な機能を見極めて導入するといいでしょう。
しかし、場合によっては、テーマだけでは不十分なケースもあります。そんなときは、プラグインで新たに必要な機能を付加しましょう。表示速度を上げたり、SNSボタンを追加したりするプラグインもあります。効果的にプラグインを利用して、アフィリエイトで大きな成果を目指しましょう。
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